元通りの部屋に戻す

外観

マンション経営者にとって問題となるのが、部屋を借りていた住人が退去した後の処理でしょう。人が生活を営んでいた部屋は、貸した前に比べると内装や設備の劣化が多く見られるものです。多くの借り主は退去前にしっかりと掃除を行なうほか、入居前に支払われた敷金により部屋のクリーニングや設備の修理を行なうことができます。しかし、いくら専門のクリーニング会社を呼んで清掃を行なったとしても、長年蓄積した汚れや傷を改善することはできない場合があります。壁紙の床の張替えや柱などの修繕、さらには借りていた人が勝手に設置したネット回線などの配線も除去しなければなりません。以前の借り主が残した痕跡は全て除去しなければ、借り手も見つかりにくくなります。単純なクリーニングなどで改善が見込めない場合は、原状回復を行なう会社へ依頼するとよいでしょう。部屋を人に貸す前の状態に回復させてくれるので、依頼によって部屋を生まれ変わらせることができるでしょう。

原状回復工事では、部屋の設備の交換を行なうほか、壁紙の交換や柱の修繕、室内のクリーニングなど、内装をすみずみまで改善する工事を行ないます。部屋のクリーニングや設備の交換などは、通常であればそれぞれ異なる会社へ依頼しなければならないものです。しかし、別々の会社へ依頼するとなると、手間も掛かる上値段も一括のものとはならないので、高額な費用が必要となります。また、マンションのオーナーは部屋の隅々の様子まで把握しているわけではないので、内装のどの箇所を回復させるべきかといったこともわからないでしょう。原状回復工事を行なう会社は、室内のリフォームを全面的に行なう会社です。ほかの部屋の図面をあらかじめ提出することで、不用な設備を見つけてすぐに取り外してくれるでしょう。一社に原状回復を依頼すれば、費用も掛からないほか施工もすぐに終えてくれるので、すぐにほかの人に部屋を貸し出せる状態にしてくれます。